ステンレス水筒はハイターで洗うと危険?熱湯消毒すべき?

生活全般


私はよく仕事場やお出かけする際にステンレス水筒にコーヒーやお茶を入れて持ち歩いています。

子どもや主人も毎日持ち歩いており、毎日キレイに洗っています。

しかし、毎日洗っていても直接口につけるものなので、消毒がちゃんとできているのか気になりますよね。

今回はステンレス水筒の正しい消毒方法について紹介していきたいと思います。

消毒方法として、ハイターで洗っても大丈夫なのか?熱湯消毒をする場合は何分で効果を得ることができるのか?

解説しますので、ぜひ食中毒予防のためにも参考にしてみてくださいね。


ステンレス水筒はハイターで洗っても大丈夫?

ステンレス水筒の洗い方

まずは、ステンレス水筒の洗浄方法について紹介しておきたいと思います。

私もそうなのですが、意外と自己流で洗っていることが多く隅々までキレイに洗えていないこともありますので、知っておくと便利ですよ。

1. ステンレス水筒の飲み口などの部品を分解します
2. 取り外した部品は桶などに薄めた食器用洗剤などに入れて浸け置きします
3. 本体を水ですすぎましょう
4. 本体の中と外、スポンジなどを使い、洗剤などで洗います
5. 本体と部品を水洗いしましょう
6. しっかりと水気を取り、乾燥させます

これで水筒の洗浄は終わりです。

ただし、これだけだと細菌や雑菌などの繁殖が心配ですよね。

毎日の洗浄に加え、週に1回は消毒することがオススメです。

ハイター消毒はOK?

ここで気になるのが、ハイターで消毒して大丈夫なのか?ということです。

ハイターを使うと水筒が傷ついてしまう…という意見を聞いたことがあり、私もどうなんだろうと思っていました。

実際に調べてみると、花王の公式ページには「キッチン泡ハイターは水筒の洗浄にお使いいただけます」と書いてあります。

しかし象印の公式ページには「塩素系漂白剤は使用しないでください。サビや穴開き(本体内側)など故障の原因になります」と書いてあるのです。

洗剤のメーカーは使用して問題なし、水筒のメーカーは使用できない、という見解を示していることになります。

そこで、私が普段使用しているステンレス水筒でキッチン泡ハイターを使って除菌をしてみることにしました。

2分ほど浸ける、とのことなので実際に行ってみると確かに水筒はキレイになり、サビや穴開きなどは起こりませんでした。

しかし、ハイター特有の臭いが残ってしまいました…

そこで晴れた日、直射日光の当たる場所で1日天日干しをしてしっかり乾かすことにより臭いを消すことができました。

私の感想としては、確かに水筒はキレイに洗浄・消毒できたものの、臭い消しなどの手間がかかってしまったな…という気がしました。

重曹やクエン酸を使っての洗浄は?

ハイターの他の洗剤で水筒を洗浄・消毒をする方法がないか調べてみると、重曹やクエン酸を使ってキレイにできることがわかりました。

重曹もクエン酸もホームセンターなどで安価で購入することができますよ。

しかし重曹を使う場合は、長く浸け置きしてしまうと水筒の内部が黒ずんでしまうので注意が必要です。

私の経験上、洗剤を使ってステンレス水筒を洗浄・消毒する際はステンレス水筒の専用洗浄剤を使って、使用方法を守って洗うことをオススメします。

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ステンレス水筒の熱湯消毒は何分で効果?

ここでは、ステンレス水筒の熱湯消毒について解説していきたいと思います。

熱湯消毒は臭い残りも無く、小さい子どもが使うステンレス水筒でも安心ですね。

まず、熱湯消毒をする手順と準備するものを紹介しましょう。

<準備するもの>
・ステンレス水筒が入る大きめの鍋
・トング
・清潔な布

<手順>
1. 鍋の底に布を敷き常温の水をステンレス水筒が浸るまで入れます
2. 強火で加熱を始め、沸騰したら5分間煮ましょう
3. トングでステンレス水筒を取り出し、乾いた布の上に逆さにして置き、しっかり乾燥させます

これで熱湯消毒は終わりです。

5分煮立たせるだけで消毒が終わるので、とても簡単ですよね。

まとめ

今回はステンレス水筒の消毒方法について紹介してみましたが、いかがでしたか?

ハイターで消毒することは可能ですが、臭い残りがきついため、あまりオススメはできません。

ステンレス水筒を洗浄・消毒したい場合は、専用の洗浄剤で洗うことをオススメします。

熱湯消毒をする場合は、5分間煮ることで効果を得ることができますよ。

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