令和6年の書き方!年賀状で漢数字で縦書きするにはどう書く?住所は?

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今年準備するのは「令和6年」の年賀状です。

年に一度の大切なご挨拶の年賀状は文面よりも宛先の書き方に気を遣いませんか?出来るだけ失礼を欠くことの無いようにとなると、やっぱり気持ちを伝えるには手書き派という方も多いことでしょう。

とはいえ、宛名の書き方として正式な縦書きは普段あまり使わないので、数字の書き方に悩まれるのではないでしょうか。

番地はやっぱり漢数字?

でも最近の住居表示はなかなか漢数字では書きにくいケースもあります。

番地が漢数字だったら文面の令和6年も合わせて漢数字ですよね。

そんな漢数字の縦書きを調べてみたので参考にしてみてください。


令和6年を漢数字で縦書き!どう書く?西暦は?

「令和6年 元旦」を縦書き(漢数字)で書きたい場合

「令和六年 元旦」のように元旦の前にスペースをいれると良いでしょう。

「令和6年 1月1日」を縦書き(漢数字)で書きたい場合

こちらは「令和六年一月一日」のようにスペースを入れず続けて書きます。

「2024年 1月1日」を縦書き(漢数字)で書きたい場合

この場合も[二〇二四年一月一日]のようにスペースを入れずのそのまま書けば良いのですが、縦書きの場合は日本ならではの“元号”という称号がありますから、西暦は横書きの文面で「2024年1月1日」と使う方が好ましいでしょう。

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漢数字で住所の番地はどう書く?

例:5丁目21番地1045

1桁の数字はそのまま漢数字。

2桁の数字は①のようにそのまま漢数字にする場合と、②のように「十」を入れる場合とあります。

どちらも同じ「21」で問題はないのですが、縦書きの場合「十」が入った方が読みやすいので②が推奨されています。

そして3桁以上の数字の場合は「百」や「十」を入れずそのまま漢数字を並べる形がすっきりしますね。

「1011」「1022」「1023」という数字の場合、「一」が並ぶので印刷する場合でもフォントによってはどこで区切られるのかわかりにくい場合があります。

手書きの場合は特にですが、「1011」が「102」、「1022」が「1013」、「1023」が「10113」のように読むことも可能となってしまうので、不自然にならないように気をつけながら一字一字“適度”な間隔で書くように心がけた方が良いでしょう。

ただし、区画整理が進んでいる現在では「1丁目2番地3号」というより「1-2-3」という表記が増えて来ているようなので2桁でも「十」を入れるよりそのまま漢数字を書いた方が読みやすいでしょう。

ちなみに、「日付」や「金額」の数字を縦書きするときは?

◆日付の場合◆悩むのは2桁の数字ですよね。

こちらは、年・月・日が統一されていれば①でも②でも構わないと思いますが、縦書きにしてしっくりくるのは①のような気がします。
お好みですね。

◆金額の場合◆5000円を例にして

金額を縦書きする場合の決まり等は特にありません。

③は法的な文書で使われる数字:大字(だいじ)(壱・弐・参・伍・拾・仟・萬)
この大字は慶弔時等に金額を書く際、書き換えられないように使われていますよね。

郵便局員さんと仕分ける機械のためには算用数字

大量の年賀ハガキを仕分ける機械そして配達される郵便配達員の方への配慮も必要ということで、郵便局では算用数字の使用が望まれているようですが、あくまでも受取る方の印象が大切ですよね。

また出される方も縦書きなら漢数字、とこだわっている方もいらっしゃいますから、どちらがベストということはないと思います。

仕分ける機械は郵便番号と同時に番地の数字も対照としているので、読みやすさを考えると本来算用数字が良いとされているようです。

縦書きなら漢数字、という日本人ならではのこだわりもありますが、書きやすさもあるので算用数字に切り替えても問題はないのではないでしょうか。

算用数字の利点

日本で宛名を書く場合、縦書きする時の数字は漢数字が正式なスタイルです。
ただ区画整理されてきている住所は、「○丁目○番地○号」という形式が増えていますし、マンション等は「505号室」とか号棟をつなげて「14505」という表記もあります。

桁数が多くなると漢数字では読みにくくなりがちです。

宛名を書く側も受け取る側も住所を知っているので問題はないのですが、その手紙を仕分けしたり配達したりする側にとってはちょっと不便なケースが増えてきます。

そのため、郵便局側としては算用数字を推奨しているようです。

特に困るのが「111号室」や「123号室」等の場合。

漢数字だとどこで区切られているのかわかりづらいのでしっかり間を空けないと判断出来ないですよね。

もちろん、書かれる方も届いて読まれる方もわかっている数字ですから何も問題はないのですが、数字によって不便に感じるのは郵便局のシステムと配達される方なのでしょう。

◆算用数字を使った例◆

差出人は表面と裏面どちらに入れるべきか

手書きが苦手なので差出人を文面に入れて、一言コメントのスペースを減らそうとされる方もいらっしゃいますよね。

それはそれでOKだと思うのですが、表面にも宛先とセットで差出人が書かれているのが推奨されています。

一見、“ダブっているのは変”と思われがちですが、そんなことはありません。

裏面に入れるのは、受取られた方が年賀状を見たときにどなたからのものかがわかるという利点があります。

なかったら裏返して確認するようですよね。

ファイルケースに入れる場合は特に文面と一緒に差出人がわかるのは利点です。

表面に差出人があると、たくさん届く方は差出人によって会社関係、友人関係、親族と振り分けるのに便利です。

また、万が一転居や宛先に不備があって差出人に戻さなければならなくなった時に、表面に差出人が入っていると戻す先が一目瞭然なのが利点です。

まとめ

年賀状は毎年のことで、早めに仕上げて出す方、忙しくてなぜか大晦日や年明け早々にバタバタっと仕上げている方、といろいろだと思いますが、宛名書きについてはパソコンで仕上げるにしても手書きで仕上げるにしてもバランス等で悩むところですよね。

今年こそきっちりと方向性を決めて漢数字にするか算用数字にするか、ご自身のスタイルを考えてみてはいかがでしょう。

宛先はキレイに仕上げたいものですが、出す側、受ける側以外に、作業する側のことも少し考えてみるとご自身なりの考えがまとまるかもしれませんね。

※参考までに※宛先の住所・会社名・氏名、差出人の住所・氏名のバランス

宛名面をパッと見て全体がきれいに見えるようにするには、文字の大きさのバランスが大切になってきます。

その文字の大きさは、

宛先氏名>宛先住所1行目>宛先住所2行目>差出人氏名>差出人住所

このバランスが良いとされています。

そして、もちろん中央にくるのは宛先氏名。

この場合の中央は、一人の場合は郵便番号の枠の左側の1つめと2つめの間、連名の場合は2つ目と3つ目の間にメインの氏名が入るようにするとバランスが取れます。

住所の1行目は郵便番号の枠の右側2つの間から書き始めるとバランスが取れます。

2行目は一回りくらい小さめの文字で書き始めは1行目から少し下げた位置から始めます。

基本は、1行目に番地までマンション等が入る場合は2行目に入れるようにします。

住所は郵便番号があれば省略出来るものもありますが、上司や目上の方には都道府県名から入れた方が丁寧で好まれます。

アパートやマンションの名称を省略して番地に続けて部屋番号を書いても届きますが、配達される方の確認の意味もありますし出来るだけ入れるようにしましょう。

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